Scenes From A Chinese Restaurant

CHIPは色とりどりの事を含んでいると思う。
僕が独り善がりに想像される事柄が多いという事だ。
排他してしまえば一件落着だろうけれど。
その対象がその後に営業中で
しかしながら放置されっ放し状態で在ったりとか
手厚く気にして貰ってきちんと触って頂けたとか
を目にしたりすると不安や安心とかいう
僕の内側のどっかの何かが隆起する。

All Rights Reserved.

先月の終わりに六本木のはずれに在る
小さな中国名菜店でお昼ご飯を頂いた。
奥の方のテーブルに案内されて
取り敢えず青島BEERではなく
HeinekenのDRAFTのグラスを注文した。

スタートである。

ぼけーっと店内の情緒とOFFの時間と
を噛みしめ味わいながら藤黄色の液体が
喉を降りて行っていた。
BGMは小鳥のさえずりで
BOSEとかJBLとかのスピーカー装置は
僕の視界には入ってはいなかった。

店内の御客様は?

と言うと僕より年上の女性達が多かった。
場所柄の為かは不明だが少しとんがった身支度の
若い会社員らしき男性も見かけた。

テーブルには萩焼きらしき茶碗が置かれ
ポットにはジャスミン茶が入っていた。
萩焼きのくぐもった感じのする桃色は好きだ。
灰桜色から桜色のグラデーションが定着されていたんだ。
けれども驚く程高価という感は無かった。

日々の日常での少しよそ行きモードかな?
ひとつ手にとって撫で回し眺めた。
すると小さな白い斑点が口元に中る部分に在った。
その場所を人差し指で触れた。
おうとつが無く滑らか故に
僕の人差し指が三往復ぐらいさせられた。
金継ぎだ。
スイッチが入った。
「食べるぞっ!!」
と音にはせずにおいらは歓喜のあまりに吠えた。
メニューを手に取った。
「ふふふっ」という至高の瞬間だ。
さて・・・っと何を頂こうか?

All Rights Reserved.

今回の選曲は。
ばればれだろうけど・・・。
「イタリアン・レストランで」
Billy Joel 1977年 「The Stranger」からだよん。