みんなで記憶のしりとり

昨晩、老舗のうなぎやさんであつまりがあったんです
余白余韻のすばらしい空間で
そこでみんなで記憶のしりとり

はこばれた白焼きのうつわをみるなり
おっとり、Y嬢さん:故宮博物館で
そっくりなものをみたと言うのです
あれは確か..何年前の秋だったかしら
そう、大きな地震があったとき
ぼくもいました、そのとき
あら、やだ

するとカモクに白焼きを食べてる
Oさん:「その地震のとき」
かま風呂に入ってた
えっどこの「カマブロ」?
仁丹塔の近く(時代が昭和へ引き込まれる瞬間)
上野?
そう
宴会場でお茶といっしょに出てくる
シマシマ小皿に二つの小梅、一個の小梅に
ヨウジがささってる「カマブロ」?
Oさん:「まいったなっなんで?しってんの」
すると沈黙を保っていた内気で小柄な
Kさん:その頃だと思うんですが
雷門通りに「吉野家」ができたばかりで
食べたんです
えっ?
オレもたべた
いたの?
たべた
まいったなっ

この会話、場所は特定してるんだけど
時期がいまいち?あいまいなんですけれど
博物館で、カマブロで、吉野家で
同じ器を同じ風呂で同じ牛丼を
すれちがってたり
食べていたかもしれないんですよ
ホントウに
そのほうがいいですよね

今日も「ナンポー」に来てくれて、ありがとうございます
はなしの結末は「新そば」シンソバヌーボーじゃ!内気な
Kさん。