ペーパー・ムーン

アディの意地らしい事、意地らしい事。

ライアン・オニール、テイタム・オニール共演の1973年度の米映画である。

監督はピーター・ボクダノビッチで「ラスト・ショー(71)」の後の作品だ。

遥かなる遠くのいにしえの頃に僕は観てはいたと思うが。

実際の所はほとんど記憶に無く、ほぼ初見での感のDVD・自宅鑑賞であった。

おとといの晩に観た。良かったのである。

アメリカ合衆国の禁酒法の時代を背景に描かれた作品は多い様に僕は思う。

ちなみにこの映画の時代設定は1930年代の中頃の様であった。

世界恐慌と時が重なる部分も在ってこの時代の描かれ方が僕は興味深いのだ。

ここん所の覇権国家であろう米国のこの頃への視線がある作品の事だ。

アディは200$をモーゼから返して貰ってもモーゼからは離れないだろうな。

アゴのラインがただの偶然だったとしたとしても。

モーゼは商いが上手くないからアディのアシストが無いと僕は心配だ。

モーゼがアディにピアノを習う機会をこさえる事を

僕はエンド・マークの先に フィクションを相手に

切に願ってしまったのであった。