トロピック・サンダー/史上最低の作戦

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コメディアンとしてカテゴライズされているであろう
ベン・スティラーさんの「良心」の様な物が
僕には、届いた、と思う。

ベン・スティラー原案・脚本・主演・監督・製作の
2008年度のアメリカ映画である。
共演はジャック・ブラック、ロバート・ダウニー・Jr、
ブランドン・T・ジャクソン、ケビン・サンダスキー
で彼らの国籍や時代への「つわもの」ぶりにも驚かされた。

僕は1963年の生まれである。
その為かどうかは解らないが・・・。
数々の映画や多くの役者さん達の事が
僕の記憶の中の何処かしこで鼠花火の様に弾けまくっていた。
とてもFUNNYでINTERESTINGであった。

浦和美園のワーナー・マイカルのシネコンで観て来た。
これからオフィシャル・サイトにアクセスして
「100倍楽しむツボガイド」とか、を、覗いてみたい。
PLAYBOY No407 December 2008のベン・スティラー氏
のインタビューにも目を通したい。
それから、数カ月前から、「見てから」と、楽しみにしている
町山智浩さんの「アメリカ映画特電」の
「トロピック・サンダー」の回も拝聴させて頂きたい。
かなり御機嫌な良い、オフである。

P・T・アンダーソン監督の「マグノリア(99)」は凄く好きな作品だ。
そして、それから、僕がトム・クルーズの出演作品の中でも一番好きな作品でもある。
今回のトム・クルーズは「マグノリア」の時と同じくらい
僕は好きであり、良かったのだ。
カッコ良くて憎い方である。
「括り」は解り易くはなるので,
勝手に僕は、よくしてしまう。
しかし、「括り」あくまでも「括り」である。
「深い物」は「カテゴライズ」も「括り」をも、突き抜ける。
そういった「作品」に触れられた時は単純に嬉しいモンだ。
「良い意味で期待を裏切られた」と、いう、事かもしれない。
彼らの小道具である恐怖を維持させる為の物であろう
道具では、劇中、敵を殺せない。

コメディアンにはマシンガン・トークは武器であるとは思うが
銃火器は「リアル」としては似合わないのだろう。
人に刃物を向けたら放り投げられても仕方が無い。
形の有る道具ではなく、形の無い気持ちを行き来させる
言葉でも刃物がしたそれと同じように様に
傷つくし、僕が傷つけている事だって有るだろう。
凄く気を付けなければならないが
それでも、やってしまうんだよな。
これが、また・・・。

目に見えては、いなくても
流れ出ている血は確かに在るのだ。
その血は見つめられなければならないと思う。
何もアクションが出来なくても、である。
その時の気持ちを覚えている事だけでも
大事な事だろう。
なーんて、事を、つらつらと
僕に思い巡らさせた映画である。
僕にとっては何とも素敵な作品だ。