闇の子供たち

闇の子供たち プレミアム・エディション [DVD]All Rights Reserved.

阪本順治脚本・監督、江口洋介主演

宮崎あおい、妻夫木聡共演の2008年度の日本映画である。

原作は同タイトル(幻冬舎文庫)で梁石日氏の小説である。

僕には現在、この原作を読み通す自信が無い。

先日、浦和美園・ワーナーマイカルの

シネマ・セレクションの企画で観てきた。

この作品の中で子供たちを襲うキツイ場面で

指先で目尻を触る自分が納得出来ない。

そんな「ヒマ」はないだろう、

と、自分自身に苛立ちを覚えた。

また、佐藤浩市さんと鈴木砂羽さん演ずる夫妻の

子供がタイの空港に着いた場面でも同じだった。

初めて阪本順治監督の名前が僕に刻み込まれたのは

「トカレフ(94)」という作品だった。

あの乾いた銃声は耳に残っている。

そして僕が30代の後半を過ぎてから阪本監督が

「爆裂都市 BURST・CITY(石井聰互監督・82)」

「竜二(川島透監督・83)」、

の二つの作品に関わっていた事を知り

「ガツン」とした嬉しい驚きが、僕自身に来た。

監督・脚本のデヴュー作「どついたるねん(89)」の

以前の作品だ。

以来、僕はこの監督を

「頼りにしている大人の人」

と、僕は勝手にも、捉えていて、思っているのだ。

監督は57年生まれの様なので僕が小学校の1年生の時に

6年生か中学校の1年生だったのだ。

だから、僕が9、10歳の頃から背伸びして触れていた

父兄や大人達が眉を顰めそうな映画(洋画&邦画)やテレビや漫画を

ある程度の認識を持って観ていたんだろうな、と思う。

僕の勘違いや妄想も手伝っているとは思うが、

監督の数々の作品を観ると感じられる。

江口洋介さん演ずる南部浩之の部屋にあった

小さな額に納まっていた写真の男の子は誰なのだろうか?

彼の「初恋」の男の子なのだろうか?

僕には解らない。