キャリー・2

エミリー・バーグル主演、カット・シア監督の

99年度のアメリカ映画である。

先日、ようやくDVDで自宅鑑賞した。

ブライアン・デ・パルマ監督の77年度の「キャリー」

の続編の様なタイトルではあるが巧みな繋がりは、

僕は無かった様に思う。

こちらの方の作品は高校生の頃に池袋の名画座で観た。

特に感慨は無かった。

それから随分と時を経て何かの雑誌で監督が

「アメリカン・グラフティ(73)」

(フランシス・フォード・コッポラ製作・ジョージ・ルーカス監督)

の裏物みたいな所でこさえた風な発言を読んだ。

「アメリカン・グラフティ」はかなり好きな作品で

3,4回は観ていたのでここで僕はやっとこさ

「キャリー」という作品の狙い所を

僕なりに咀嚼できた様な気がしたのだった。

そしてVIDEOで再見して

僕の好きな作品の一つとなったのだ。

去年の暮に町山智浩さんの

「U・S・Aカニバケツ」(04・太田出版)を読んだ。

99年から04年までに各雑誌に発表されたコラムを

集めた物で「内容は?」というとアメリカ合衆国の

スポーツ・芸能・TV番組・犯罪についてである。

その中の

「GOTHな人々

トレンチコート・マフィアと暗黒サブカルチャー」

「トレイラー・タウンの魔女狩り

黒ミサ殺人で裁かれたGOTH少年たち」

という二つのチャプターに僕は特に随分と沢山の様々の思いを巡らされた。

この2本は99年に発表された物である。

「キャリー・2」という作品は「GOTHな人々」というコラムの方を

読むまではタイトルも存在すらも知らなかった。

多分このコラムを読まなければ観る事はなかったかもしれない。

氏の「JOCKS」の男の子と「GOTH」の女の子の純愛物語になっている

ポイントが面白いという所に僕は魅かれたのだ。

観てからの僕の満足度は

「もう少し・・・」という辺りなのだけれども・・・。

「JOCKS」の男の子が宙に放り投げられプールに落ちるシーンは

御間抜けで笑えるのだけれども同時に目頭が熱くなるから不思議で

とても好きだ。