念願のデジカメをやっと購入した。
「買おう、買おう。欲しい、欲しい。」と思っていて早い物で気が付けば5,6年経ってしまっていた。思い始める時期も遅いが購入するまでの時間も長過ぎである。
元来・基本的に僕はモノグサな性質なので「写真」は観るだけで十分であったのだと思う。
今回の帰郷がPanasonic/Lumix/FX33のデビュー戦なのである。
事実この旅行の前日に買って来たのである。
買った時に柴崎コウに少し似ている店員さんに「フィルムも・・・」と言う言葉を飲み込んで「SDカードは?」と言うと「こちらです」と背を向けて前を歩く彼女の肩が笑いを堪え震えている様に見えた。「やばいな。『ふぃるむ』の”ふ”が聞こえてしまったのだろうか?」と心底ビビッタ。その瞬間僕の心の中で彼女が柴崎コウのバッタもんに変った。この件はフィクションである。本当にフィクションである。
越後湯沢までの上越新幹線の中で恥ずかしげも無くデジカメをいじくり回し気が付くとパチパチとシャッターを押していた。
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帰郷・その2

