シリアナ

シリアナ 特別版スティーブン・ギャガン脚本・監督の作品である。 先日のアカデミー賞で助演男優賞をジョージ・クルーニーがこの作品で受賞した。 おめでとうである。オリジナル脚本賞の方でもノミネートされていたがこちらは作品賞も受賞した「クラッシュ」の方であった。この作品は未見であるが観たい。 「トラッフィク」(00)は残念だったがDVDでの自宅鑑賞だった。 それでも十分に面白く、とても肌に合った。特にラストシーンの方でベニチオ・デル・トロが子供達の利用する野球場でナイター用の照明を眩しそうに見つめる眼差しがとっても良かったのである。だからこの製作クルーが再び集結して石油を題材にして映画を撮ると始めて聞いた時から楽しみだったのだ。

いやはや、とても大変な題材を中心に据えた物語だと思う。 僕は濃い目のコーヒーを2杯も飲み自分ではかなり気合を入れて頭をシャキッとさせてからシートに腰を降ろした。しかしながら物語の半分辺りから登場人物の名前とその方のポジションとか勤め先がかなり曖昧に成って来てしまっていた。想像である程度は補えたもののいま一つ作品の物語の展開させて行くスピードに追い付いて行けなかったのである。物語自体は僕は4本立てであると思う。

フィナーレには見事に一つの流れに辿りついたけれども。もう1,2回鑑賞してロバート・ベア氏の原作を読んだらこの現在の気持ちもすっきりするのだろうか?それとも僕の鑑賞能力が低いのだろうか?少しへこんだのは事実である。 しかしながら僕はこの作品の様な構成は好きである。一つの出来事を望遠鏡や顕微鏡や肉眼または嗅覚でアプローチして行く方法である。前回の「トラフィック」も同じ様な気がしたのだけれども。 次回の作品というと随分と気が早いがスティーブン・ギャガン氏は今は、どの様な題材に興味を惹かれているのだろうか?とてもとても気になるのである。

久しぶりにパンフレットを買ってしまいました。