ALWAYS 三丁目の夕日

ALWAYS 三丁目の夕日 通常版 [DVD]All Rights Reserved.

秋も深まってきて随分と肌寒くなって来た。

コンビニではクリスマスケーキやおせち料理の予約のポスターが貼られ始めた。カウンターの所にはおでんの鍋が登場して湯気を誇らしげに立たせて良い匂いをさせている。思わず予定外に購入してしまうのは僕だけではないだろう。

ビック・コミック・オリジナル連載の「夕焼けの詩・三丁目の夕日」が映画化された。

僕はこの西岸良平氏の昭和30年代の三丁目の街を舞台にして描かれた漫画が高校生の頃から大好きでいつの間にか全巻揃ってしまった。僕は昭和38年生まれなので主人公の一平君とは10歳位の年齢差が有る。それにしてもガキンチョの頃の小ネタなどは重なる部分もあってかなり笑わせて貰っている。原作とはディテイルが多少変っている様子で期待も有り、冷静には観れない様な気がする。先日(11月8日火曜日)のeiga.comというある映画のサイトを覗いたら先週末の興行でベスト・ワンであった。これは大ヒットして貰ってシリーズ化を期待している。

「ALWAYS 三丁目の夕日」の続編の撮影が進んでいる。

同じく西岸良平氏の作品で「鎌倉ものがたり」という漫画が有る。これも僕は好きでよく読んでいる。この中で狸山ポン吉君という葉山警察署に勤務している狸の刑事がたまに登場して来る。この彼が安西水丸さんの描く村上春樹さんよりも春樹さんっぽい気が僕はするのだ。上手いと言う事ではなくて僕が感じている村上春樹氏にどんぴしゃなのだ。興味のある方は是非の観て欲しい物だ。春樹さんは当然ながら狸が化けて執筆活動しているのではない。

随分と昔(僕が20代の真ん中辺りの頃である)に赤坂に在った「ままや」におじゃまさせて貰った。

恥を知らずに和子さんに「本を沢山読みました。凄い好きなんです。」などとワメイテシマッタ。調度今頃の季節だった。和子さんは「あら、まぁー。こんな若い方がね」と全く嫌な顔をせずに接してくれた。

全く赤の他人が和子さんも無いのだけれど・・・・。

和子さんは故・向田邦子さんの妹でありこの居酒屋の店主であった様なのだ。オーナーは向田邦子さんだったらしい。このお店は、今はもう無い。

何故か昭和という言葉で一番最初に思い出してしまう方は僕にとっては向田邦子さんである。平成になってからもう既に15年という時間が過ぎている今だからだろうか?

シャーリィーンの「愛はかげろうのように」を聞きながら。